セイヨウアブラナ アブラナ科 アブラナ属 花期=春
name 現在ではナノハナといえば本種をさしますが、本来のナノハナは別種のアブラナをさします。
life 種子から、なたね油をとります。
animal
place 2年草。明治初期にヨーロッパから渡来したもので、葉は厚くて黒っぽい緑色。 アブラナは弥生時代に中国から渡来したもので、葉が緑色で柔らかいので区別できます。 なお切り花として売られているのは、観賞用のハナナでチリメンハクサイを改良したものであまり茎が分枝せず葉は強い縮みがあります。

花 4月頃、茎の頂に総状花序をつけ、黄色の十字状花を密集してつけます。ガク片は斜めに立つので、アブラナ(開出する)と区別できます。

葉 茎の下部の葉は柄があって先が丸く、上部の葉は柄がなく先がとがります。 粉白色をおびるので、アブラナと区別できます。茎を抱くのでセイヨウカラシナと区別できます。

実 先端に長いくちばし状突起を持った長さ5〜10cmの長角果(長細い果実)をつけ、熟すると裂けて黒褐色の小さな種子を散らします。

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