花序を上から見ると赤く、下から見ると白く見えることから

そう果には、カギ形に曲がった部分があり、動物について広がる。

多年草

花　８〜１０月、細い花穂を出し、横向きの花をまばらにつける。花には花弁がなく、がく片は上側の３個が赤く、下側の１個は白い。全部のガクが白いものをギンミズヒキとよぶ。

葉　互生。倒卵状の長楕円形 光沢がなく、両面に粗い毛が生え緑色。 葉脈がへこみ表面中央に黒斑がある。葉柄は緑色（シンミズヒキの葉脈はへこまず黒斑はない。葉柄は紅色）（林）

実 そう果。花被片に包まれて熟し、花柱の先がカギ形にまがったまま残る。