葉の形がボタンに似るため。

山地に生える多年草。

花 ８〜９月　雌雄別株、茎の先端に多数の花を下向きにつける。雌花の方がやや短く小さい。花弁はなく、淡紫色のガクには外面に毛が密生する。先が反り返ってオシベ、メシベが現れる。オシベ、メシベとも多数あり、雄花では、オシベがよく発達し、雌花ではメシベの方がやや長い。

葉　対生。３個の小葉からなり、小葉なへりに大小不同の粗い鋸歯がある。長い柄がある。

実 そう果。卵形で、メシベの花柱が長い羽毛状の白い毛となって宿存する。風で飛び散る。