
ウワミゾザクラがなまったもので、昔この材の上に溝をほって亀甲占いに用いたことによります。別名コンゴウザクラ 古名ハハカ

材は、彫刻材など、樹皮は桜皮細工、根は染料に。果実は食用に。

エゾノウワミズザクラは花の直径が2倍以上大きい。
花 4〜5月、新枝の先から出る総状花序に直径6mm位の小さな白い花を多数つけます。
葉 互生。長さ10cmの卵形で先端は尾状にとがり、ふちには細かい鋸歯があります。
実 核果。直径8mm位の卵形。8〜9月に黄色〜黒色に熟します。食用でき、果実酒にも用いられます。
冬芽:鱗芽 芽鱗:5〜8個 葉痕:半円形〜三角形 維管束痕:3個
冬芽は卵形で芽鱗は赤褐色〜紅紫色で無毛です。
(ウワミズザクラ)
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