トウネズミモチ モクセイ科 イボタノキ属 花期=初夏
name 果実の色や形がネズミの糞のようで、葉がモチノキに似ているから。但しモチノキは互生する。(樹に咲く花)
life 中国では、イボタロウムシが分泌するイボタロウを採取するために栽培される。漢方では、果実を乾燥したものを女貞と呼び強壮薬に。葉ははれものなどの民間薬に。
animal
place 中国原産。日本には明治初期に渡来した。
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花 6〜7月、新枝の先に大型の円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。花冠はネズミモチより少し小さく、長さ3〜4mmの筒状ロウト形で、なかほどまで4裂し、裂片は平開する。(樹に咲く花)

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葉 対生 ネズミモチより葉が大きく、先が細長くとがり基部近くが幅広い。(エズミモチは葉の中央部が最も広い)全縁 日にかざすと脈が透けて見える(ネズミモチは透けない)(樹に咲く花)

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実 ほぼ球形、果肉をつぶしても指が染まらない(ネズミモチは楕円形)10〜12月に黒紫色に熟す。成熟した果実は白い粉をかぶる。種子は黒色(樹に咲く花)

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:1個
冬芽の芽鱗は赤褐色で光沢があり、、葉痕はやや隆起します。




(トウネズミモチ)

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