ソメイヨシノ バラ科 サクラ属 花期=春
name 江戸末期に江戸染井村(現豊島区)で吉野桜の名で売り出されたから。枝が横へ横へと広がる性質がある。
life 各地の花見の名所がある。
animal サクラ類の葉には、小さなボタンのような蜜腺が2個あり、若葉のうちは蜜をだすのでアリがなめにくる。蜜腺の位置や形はいろいろで、ソメイヨシノは葉身の一番下につく。ややゆがんだ形で、夏までは葉柄とともに緑色。
place エドヒガンとオオシマザクラの雑種。寿命は短く樹齢30〜40年が再盛期。ヤマザクラの寿命は数百年以上。

花 3〜4月、葉が開く前に開花する。前年枝の葉わきに淡紅色の花が3〜5個つく。花柱とガクに毛がある(ヤマザクラには毛がない)エドヒガン系のためカク筒は壺形で下部がふくらむが上部はエドヒガンほどくびれない。

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葉 互生。先端は鋭くとがり、ふちには重鋸歯がある。紅葉し、いろんな色がまじって美しい。

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実 核果。直径1cm位の球形、5〜6月に黒紫色に熟す。めったに結実しない。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:3個
冬芽には軟毛が密生しています

(ソメイヨシノ)

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