オオシマザクラ バラ科 サクラ属 花期=春
name 伊豆大島などに多く産することによります。
life 葉は桜餅を包むのに用いられます。成長が早いので薪炭材に使われました。
animal
place 類似種のカスミザクラはオオシマザクラより花が小さく、がく片が全縁なので区別できます。
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花 3月下旬〜4月上旬、葉が出るのとほぼ同時に開花します。前年枝の葉の付け根に、白色の直径3〜4cmの大きな花を3〜4個つけます。花弁は5個、長さ1.5cm位で先端は切れ込みます。ガク片のふちに鋸歯があります。

葉 互生。楕円形で先端は尾状にのび、ふちには重鋸歯があります。鋸歯の先端は芒状に長くのびるのが特徴。両面とも無毛、葉柄は長さ1.5〜3cm。

実 核果。直径1.2cm位の球形で、5〜6月に黒紫色に熟します。核は扁平な楕円形です。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:3個
花芽は卵形、葉芽はほっそりしていて、ともに芽鱗は無毛です。

(オオシマザクラ)

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