ニワウルシ ニガキ科 ニワウルシ属 花期=初夏
name 名前は、葉がウルシに似ているが、かぶれないので庭木にされることからです。別名シンジュ(神樹)
life 非常に成長が早く丈夫なため、公園や街路樹に使われます。 根や樹皮は殺虫剤としれ利用されます。
animal
place 中国原産。

花 雌雄別株。6月枝先に長さ20cm位の円錐花序を出し、緑白色の小さな花を多数つけます。花弁は5個で、下部に白い毛が密生します。

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葉 互生。小葉が6〜16対の羽状複葉は40〜90cmときわめて大型なのが特徴。小葉の先端が細くとがり、葉のかたちがウルシに似ているが触ってもかぶれません。

実 翼果。2〜5個の分果にわかれます。分果は長さ4cm位の細い楕円形で、だんだん赤くなり熟すと褐色になります。中央に直径5mmほどの扁平な種子があります。翼は縦方向にねじれているため回転しながら飛散します。

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冬芽:鱗芽 葉痕:ハート形 維管束痕:多数
冬芽の芽鱗は紫褐色〜赤褐色で、葉痕は大きく、小さな維管束痕が多数あります。

(ニワウルシ)

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