ムクノキ ニレ科 ムクノキ属 花期=春
name 多分「剥く」でザラザラした葉でものを磨くからであろうか(牧野)別名ムク、ムクエノキ、モク、モクエノキ
life 材は強靭なので建築材、器具材。葉は漆器の木地やべっこうなどの研磨に使われた。
animal 実は干し柿に似た味で甘く美味。鳥が食べる。
place

花 雌雄同株。4〜5月、葉の展開と同時に開花する。雄花は新枝の下部に集まってつき、雌花は上部の葉の脇に1〜2個つく。(樹に咲く花)

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葉 互生。卵形で鋸歯がある。先端は尾状に長くとがり、左右不相称。(樹に咲く花) 触ると両面ともひどくザラザラする。この葉を乾燥させ、べっ甲や木地を磨いた普通、黄葉するが、紅葉するものもある。(紅葉と落ち葉)

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実 核果。直径1cmほどで、10月ごろ黒く熟す。干し柿に似た味で甘く美味。鳥が食べる。 (樹に咲く花)

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冬芽:鱗芽 葉痕:三角形 維管束痕:3個
葉痕は茶色です。

(ムクノキ)

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