ミツマタ ジンチョウゲ科 ミツマタ属 花期=春
name 名前は、枝が3つに分かれて出ることによります。
life 樹皮は、紙の原料として利用されます。紙幣にも用いられます。
animal
place アカバナミツマタは、花が赤い園芸品種です。
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花 3〜4月、葉が出る前に咲きます。枝先の頭状花序(花軸が短く横に広がり、円盤のような形で、その上に柄のない花がつく)に小さな花が30〜50個つきます。花弁はなく長いガクの先が4つに裂け、外側には絹毛が密生しています。

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葉 互生。葉身は長さ5〜20cm。長細い楕円形で先はとがっています。ふちは全縁(ギザギザがない)で、両面に絹毛があります。

実 核果(中にかたい核を持つ果実)。6〜7月に枯れたガク筒に包まれて、緑色に熟します。 堅い内果皮(果皮の最内層)に包まれた核の中に、紡錘形の種子が1個入っています。

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冬芽:裸芽 葉痕:半円形 維管束痕:1個
冬芽は銀白色の絹毛におおわれ、葉痕は上向きに突き出ます。

(ミツマタ)

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