名は葉や木部を煎じて洗眼薬にしたことによる。別名　コトリトマラズは、枝に鋭いトゲがあるため

寄木細工。材はベルベリンなどのアルカロイドを含んでいるため薬用にされる。

花　雌雄異株。４月、短枝の先に黄緑色の花が２〜４個垂れ下がってつく。花は直径約６ｍｍ。ガク片は花弁とほぼ同じ大きさで花弁のように見える。 おしべに触れると内側に曲がり、弁が開いて花粉が散る（樹に咲く花）

葉　互生。主に短枝に集まってつく。長さ１〜５ｃｍの葉は、先が鈍く、ふちは全縁。葉裏は白緑色。秋には黄葉したり、紅葉したりする。葉とならんで鋭いトゲがある。

実　液果。長さ７〜１０ｍｍの楕円形。１０〜１１月に明るい赤色に熟す。先端には太い花柱が残る。種子は長楕円形で片側は平坦。（樹に咲く花）