カラタチ ミカン科 カラタチ属 花期=春
name 唐から渡来した橘、唐橘が略されたものです。別名キコク
life 果実を乾燥したものを薬用とします。病気に強く栽培柑橘類をつける台木として使われます。
animal トゲはモズがはやにえを刺すのに利用しています。
place 枝の鋭いトゲは側枝の第一葉が変化したものです。中国原産
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花 4〜5月、葉が出る前に香りのある白い花が咲きます。花は直径5cm位、花弁は5個、花弁と花弁の間は広くあいています

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葉 互生。3枚の小葉からなる複葉(二枚以上の小葉からなる葉で、全体で一枚の葉)で、葉柄には翼(平たく広がった構造物)があります。葉を日にすかすと明るい油点がみえますがこれは精油リモネンの貯蔵場所です。

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実 ミカン状果。直径3〜5cmの球形で、10月頃、黄色に熟します。果肉は香りが良いが苦くて種子が多く食用には不向きです。

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冬芽:鱗芽 芽鱗:2〜3個 葉痕:半円形 
冬芽はトゲの上にあって半球形で小さく、葉痕はトゲの下にあります。

(カラタチ)

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