カナメモチ バラ科 カナメモチ属 花期=初夏
name モチノキに似ていて、材が扇の要に使われたからといいます。 別名 アカメモチは新芽が赤くて美しいからです。
life 刈り込みによく耐えるため、生垣に用いられます。
animal
place 生垣などに植えられるレッドロビンはカナメモチとオオカナメモチの雑種です。
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花 5〜6月、直径10cmほどの複散房花序(花は多数で柄がつき互生するが下の花の柄ほど長く全体は円すい形を逆さにした形になる散房花序のひとつひとつが、更に散房花序になるもの)に白い小さな花を多数つけます。花は直径約1cm、花弁は5個。

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葉 互生。長さ5〜10cmの細長い楕円形で、堅く細かい鋸歯(ギザギザ)があります。葉の断面は中央の葉脈をはさんでV字形。赤くて美しい新芽が出ます。

実 ナシ状果。直径5mmほどの卵形で、12月ごろに赤く熟します。てっぺんにがく片(花弁の外側にある部分)が残ります。

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