カマツカ バラ科 カマツカ属 花期=春
name カマツカは鎌柄、材が丈夫で折れにくく、鎌の柄などに使われたためです。別名 ウシコロシ
life 材は質が堅く、鎌や洋傘の柄、牛の鼻輪などに利用されます。
animal
place しばしば、クヌギ、コナラ林の下に自生します。
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花 4〜6月、短枝(節がつまった短い枝)の先の複散房花序(散房花序=花は多数で柄がつき互生するが下の花の柄ほど長く全体は円すい形を逆さにした形=のひとつひとつの柄が、更に散房花序になるもの)に直径約1cmの白色の花を10〜20個つけます。花弁はほぼ円形です。

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葉  長枝では互生、短枝では輪生状(葉が茎の一カ所から3枚以上出る)につきます。4〜10cmの卵形で、細かく鋭い鋸歯(ギザギザ)があります。 鮮やかに黄色や朱色に紅葉します。

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実 ナシ状果。1cm位の楕円形。10〜11月に赤く熟する実はサクランボのような柄があり、うす甘い味がします。

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冬芽:鱗芽 葉痕:V字形 維管束痕:3個
冬芽は長さ2〜3mmの円錐形で赤褐色、葉痕は小さく、突き出します。(写真は葉痕が積み重なった短枝の冬芽)




(カマツカ)

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