イチョウ | イチョウ科 イチョウ属 花期=春 |
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花 雌雄異株。4〜5月、葉の展開と同時に開花します。雄花も雌花も短枝(節がつまった短い枝。年々伸びるが1cm以上にはならない)に束生(同じところから束で出る)する。雄花は長さ2cmほどの円柱形でオシベがラセン状につきます。雌花は長さ2〜3cm、細長い柄の先に胚珠(子房の中にあって後に種子となる器官)がふつう2個つきますが、成熟するのは1個だけです。
葉 短枝(枝にこぶのように見える)では輪生状(一カ所から3枚以上出る)につきます(短枝には前年までの葉痕が年輪状に積みあがって、枝の年齢がわかります)。長枝では互生します
実 裸子植物なので実はありません。種子はギンナン。10〜11月に熟すと外果皮(果皮の最外層。中果皮より薄くて硬い組織でできている)は黄色になり悪臭がします。