イチョウ イチョウ科 イチョウ属 花期=春
name
life 寿命が長いため、各地に大木があり天然記念物に指定されているものもたくさんあります。ギンナンは炒ったりゆでて食べます。
animal
place 風で運ばれた花粉が胚珠(子房の中にあって後に種子となる器官)に入り、花粉室で発芽して精子が出来ます。精子は8月下旬頃から放出され、卵細胞を受精させます。

花 雌雄異株。4〜5月、葉の展開と同時に開花します。雄花も雌花も短枝(節がつまった短い枝。年々伸びるが1cm以上にはならない)に束生(同じところから束で出る)する。雄花は長さ2cmほどの円柱形でオシベがラセン状につきます。雌花は長さ2〜3cm、細長い柄の先に胚珠(子房の中にあって後に種子となる器官)がふつう2個つきますが、成熟するのは1個だけです。

葉 短枝(枝にこぶのように見える)では輪生状(一カ所から3枚以上出る)につきます(短枝には前年までの葉痕が年輪状に積みあがって、枝の年齢がわかります)。長枝では互生します

実 裸子植物なので実はありません。種子はギンナン。10〜11月に熟すと外果皮(果皮の最外層。中果皮より薄くて硬い組織でできている)は黄色になり悪臭がします。

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