フジ マメ科 フジ属 花期=春
name 別名ノダフジ
life 観賞用。ツルはかごの材料。花や新芽は食べられます。
animal ウラギンシジミの食草
place つるは右巻き(伸びていく先の方から見て)です。 (ヤマフジはつるが左巻き、花穂が短いが花は大型でいくらか遅れて咲きます。)
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花 5月、枝先に長さ20〜100cmの総状花序(柄のある花が多数長い花軸に離れてつき、花軸の下の方から上に咲く)が垂れ下がり、長さ1,5cm位の紫色の蝶形花(5枚の花弁の上の1枚が大きく、下の4枚が左右対称についている)が多数つきます。

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葉 互生。長さ20〜30cmの奇数羽状複葉(小葉が葉の中心の軸の両側に羽のようにつき、全体として1枚の葉を形成しているもので、頂きに小葉があるもの)で小葉は5〜9対ある。小葉は全縁(葉の縁に鋸歯や切れ込みがない)。さえた黄色に染まります。(ヤマフジは4〜6対と少ない)

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実 豆果。長さ10〜20cm。表面にはビロード毛が密生します。10〜12月、熟して乾燥すると2つに裂けてねじれ種子を飛ばします。種子は直径1.2cm位の扁平な円形で、褐色で光沢があります。

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冬芽:鱗芽 葉痕:扁円形 維管束痕:3グループ

 花芽と葉芽とは同形で紫褐色の芽鱗につつまれ、葉痕は隆起します。
(フジ)

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