ハゼノキ ウルシ科 ウルシ属 花期=初夏
name
life 中果皮(3層ある果皮の中層)に脂肪がつきます。この脂肪から蝋をとり、和ロウソクや織物の艶出し剤などにしたため、さかんに栽培されました。
animal
place ヤマハゼに似ていますが枝に毛がなく、高木になります。
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花 雌雄別株(写真は雄花)。5〜6月に黄緑色の小さな花を円錐状につけます。雄花の花弁は反り返ります。

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葉 互生。小葉9〜15枚の奇数羽状複葉(小葉が葉の中心の軸の両側に羽のようにつき、全体として1枚の葉を形成しているもので、頂きに葉があるもの)で、小葉には鋸歯(ギザギザ)、毛はありません。

実 核果(中にかたい核を持つ果実)。すこし扁平でいびつな球形です。9〜10月に淡い褐色に熟します。表面は光沢があり無毛で、のちに外果皮がはがれて脂肪のついた中果皮(3層ある果皮の中層)が露出します。

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冬芽:鱗芽 芽鱗:3〜5個 葉痕:ハート形〜半円形 維管束痕:多数
冬芽の芽鱗は赤褐色で無毛(ヤマハゼは裸芽で毛が密生)で、葉痕はやや隆起します。




(ハゼノキ)

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