ハナズオウ マメ科 ハナズオウ属 花期=春
name 名前は、花の色が、熱帯植物のスオウの染め汁の色に似ているためです。
life 古くから庭木などに使われています。
animal
place 中国原産。蝶形花(5枚の花弁の上の1枚が大きく、下の4枚が左右対称につく)に似ていますが旗弁(上側の1枚)が翼弁(左右にある1対)の内側にある点が違います。
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花 4月、葉が開く前に、前年の枝や古い枝に紫紅色の花を多数つけます。幹から直接花が咲くこともあります。

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葉 互生 マメ科の大半は複葉(二枚以上の葉が全体で一枚の葉と考えられるもの)ですが、これは単葉です。と言っても、葉柄(ようへい。葉の柄の部分)の両端がふくらんでおり、元は複葉だった名残があります。葉枕(ようちん。葉や小葉の付け根にある開閉装置の関節。マメ科の多くは夜は葉を閉じて眠る)はあるが眠りません。

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実 豆果。長さ5〜7cm。褐色の平たいサヤとなってぶらさがり、中には5〜8個の種子が入っています。種子は直径4mmの円形です。

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冬芽:裸芽? 葉痕:扁円形 維管束痕:3個
冬芽は多数のつぼみが頭状にあつまる独特の形です

(ハナズオウ)

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