ドウダンツツジ ツツジ科 ドウダンツツジ属 花期=春
name 名前は、枝ぶりが結び灯台(三角錐状に組み合わせた三本の棒の上に油皿をのせたもの)の足に似ているからです。漢名は満天星。仙宮からこぼれおちた霊水が枝にかかり、水滴が満天の星のように輝いたという伝説にちなみます。
life
animal
place 長らく自生地が不明でしたが1914年四国で発見されました。葉の幅が広いものをヒロハドウダンといいます。
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花 4〜5月、葉が出る前または同時にスズランに似た壷形の白花を垂れ下げます。

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葉 互生。枝先に長さ2〜4cmの小葉が9〜15枚集まってつきます。先は短くとがり、ふちには微細な鋸歯(きょし。ギザギザ)があります。秋、オレンジや真紅、赤褐色に紅葉します。

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実 サク果(子房が2室以上あり、それが成熟して果実となったもの。熟すと果皮が乾いて縦に裂け、種子をとばす)。垂れ下がっていた花が受粉した後、若い実(左)は柄ごと立ちあがって空をさします。7〜10月、茶色に熟すと、5つに割れて小さな種をこぼします (右)。

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冬芽:鱗芽 葉痕:三角形 維管束痕:1個
冬芽は、花芽と葉芽が一緒に入っている混芽です。


(ドウダンツツジ)

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