アオギリ アオギリ科 アオギリ属 花期=春
name 名前は、幹や枝が緑色をしており、葉の形が3つにさけた型のキリの葉に似ているためですが、キリとは全く無縁です。  
life 種はあぶって食用にしました。木の皮の繊維は丈夫なので、船のつなをつくったりします。
animal
place

花 雌雄同株。5〜6月、枝先に大型の円錐花序(多くの花序のうち下枝は上の枝より長く花全体が円すい形になるもの)をだし、黄色の小さな花を多数つけます。ひとつの花序に雄花と雌花が混じります。花弁はなく5個のガク片が反り返ります。

葉 互生。3つから5つに裂けます。(キリはハート形)黄葉し、すぐ枯れ葉色になります。

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実 袋果(たい果。果皮が熟すと縦に割れる果実)。5つに分かれ放射状に開きます。熟すとさけて、舟形となり、ふちにいくつかの丸い種をつけます。秋風に吹かれて、舟形の殻についたまま種が落ちますが、背を上にむけて地面に下向きにふせるので水がたまりません。

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冬芽:鱗芽 葉痕:円形 維管束痕:多数
枝の頂の冬芽(頂芽)は非常に大きく半球形で黒い褐色の毛が密生しています。葉痕は隆起しません。
(アオギリ)

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