アキニレ ニレ科 ニレ属 花期=秋
name アキニレは秋に花や実がつくから。別名イシゲヤキは樹のようすがケヤキのようで材質が堅いから、カワラゲヤキは川原に生えるから(牧野新日本植物図鑑)  
life 材は器具材くり物に。若芽は食べられる。飢饉のときは種子も食べた。
animal
place 水辺に多い木。樹皮は、よく剥げ落ちる。

花 本年枝の葉のわきに両性花が4〜6個ずつ集まってつく。8月に花芽がつき、9月ごろに淡黄色の花をつける(ハルニレは春に花が咲く)

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葉 互生。4センチ位の卵形。ふちには鈍い歯がある。革質で光沢がある。 中央の葉脈をはさむ左右が不同なのが特徴。黄色や赤、赤紫色に色づく。 落葉後は魚の小骨のような細い小枝がめだつ。

実 翼果。長さ1cmほどの扁平な広楕円形。9月に開花し10月に結実する珍しいスピード。

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冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:3個
冬芽は長さ2〜3mm位です

(アキニレ)

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