ツクツクボウシタケ


 人通りの多いベンチ脇で発見。ナイフで掘り起こすとボコリと菌糸につつまれたセミの幼虫が出てきました。冬は虫、夏は草になると思われていた冬虫夏草・蝉花(ぜんか)の一種ツクツクボウシタケです。地上部分は枝分かれした小さな木のようで触る度に白い粉が舞い立ちました。これは分生子とよばれるもので、このキノコが世代をつなをつなぐ無性生殖の胞子だとか。