ニホンミツバチ


シラカシのウロから沢山のニホンミツバチが出てきて、根元で一斉に羽を震わせていました。 地面には所々に十匹ほどのニホンミツバチの塊になっていて、その隙間からは捕らえられたスズメバチらしき大きな黄色い体が見えます。ミツバチを餌にしようとやって来たキイロスズメバチが返り討ちにあったのです。
蜂球といわれるニホンミツバチの塊は、形成されると急激に内部の温度が上昇し、4分以内でキイロスズメバチの生存限界である46℃以上に達するとか。 性格が温厚なニホンミツバチにも、こんな必殺技が備わっているのですね。


ニホンミツバチの巣。入り口は狭い


キイロスズメバチが狩りにやってきた