ウラギンシジミ


 数日ぶりにフジ棚へ行ってみると、ウラギンシジミの蛹が美しかった緑色から、地味なグレイの姿に変わっていました。 羽化は明日か?あさってか?いや今日かもしれないぞ、と3脚を立ててカメラをセット。 するとラッキーなことに、待つこと1時間で、蛹の背中が割れて成蝶が這い出してきました。(…たまには、こういう事もなくっちゃネ…)
 オスのウラギンシジミにはオレンジ色の模様がありますが、この個体の表翅には白い模様が見えたのでメスのようです。 すぐ葉裏にまわって羽を伸ばし始め、翅脈の体液が硬化するのを待ってジッと動かなくなりました。蛹の背中が割れてから3分ほど。ひそかにして、すばやい羽化のショーでした。


9月1日 9時36分


9月9日 9時10分


同 10時15分 表翅に白い模様があるのでメス

同 10時16分