マイコアカネ


 顔見知りのカメラマンが手招きするので近寄ってみると、有り難し!草の中に珍しいアカトンボが止まっていました。舞妓のような青白い顔が名前の由来になっているマイコアカネです。カメラを向けると飛びたってしまいましたが、直ぐまた近くの草に止まり今度はゆっくりモデルになってくれました。
マイコアカネはヒメガマやヨシなどが生えている浅い水域を好む可憐なトンボですが、環境の悪化の中で生息数がへり、東京都では絶滅危惧2類(絶滅の危機が増大している種)とされています。
 数は少ないけれど、発生期は7月〜11月と割に長く、水辺の草地をねぐらにしているので注意していればまた会える?…筈です。