エゴのオトシブミ


 この季節のエゴノキでは、「落し文」と言われる天然の工芸品に出会うことができます。
仲間には地上に落ちて「ウグイスの落し文」とか「ホトトギスの落し文」とか言われる種類もありますが、エゴノキのものは、枝にぶらさがったままのタイプ。卵のためのユリカゴです。
作者は体長6〜8mmの黒光りする甲虫。首が長いのでその名もエゴツルクビオトシブミとか。


(ゆりかごの作者)


(羽化したばかりの個体が下草にいた)


(ウォームアップして飛び立った)