2007/01/22 ヤブデマリの冬芽ほか


(ヤブデマリの冬芽1ー頂芽)           (ヤブデマリの冬芽2ー仮頂芽)
 春めいた陽射しに誘われて、赤塚植物園へ足をむけてみました。
まだ花は少なくてツバキ類とスイセンぐらい。ロウバイも花盛りでしたが、すっぽりネットをかけられていました。鳥に花を食べられないためだそうですが、他に方法がないものでしょうか。
ともあれ、ひさしぶりに沢山の冬芽と出会うことができました。(^_^)

 上はヤブデマリで、枝先に頂芽(左)と仮頂芽(右)の2種類の冬芽をつける変わり者です。
仮頂芽(かりちょうが)とは、枝の一番先に付く側芽のことで、秋の内に、枝の先端部分が枯れ落ちてしまい、最上部の側芽が頂芽の代わりとなったものです。

 頂芽をつける木は、幹と枝がはっきりわかる樹形(例、ホオノキ)が多く、仮頂芽をつける木は、似たような枝を沢山つける樹形(例、ケヤキ)が多いそうです。
普通の木は、どちらか一方の冬芽しかつけませんが、両タイプをつけるヤブデマリは、どっちの樹形にしようか?と迷っている最中なのでしょうか。(^_^)

(ヤブデマリ 1月21日)              (ヤブデマリ 2006年5月17日)
仮頂芽をつけた枝は日陰に多いようです(上左)。
樹形はこんな感じです(上右)。

(ダンコウバイ 葉芽)                (ダンコウバイ 花芽)
葉芽は楕円形(上左)で、花芽は球形(上右)をしています。
花芽の芽鱗(がりん・冬芽を包んでいる鱗片状の葉)は2〜3個。もう外側の芽鱗がとれたものもありました。(上右)

(ゴマギ)                       (ゴマギ) 
芽鱗2対のうち、外側の芽鱗は冬のうちに落ちてしまいます。
もう落ちてしまったもの(上左)も、未だついているもの(上右)もありました。

(クコ)
  トゲの両側に小さな冬芽があります。何やらシュールな形ですね。(^_^)