2006/12/24 ハゼノキの実




 穏やかな冬晴れの朝。 年末が近いせいか、ひっそりと静かな石神井公園を散歩していると、シジュウカラが残り少なくなったハゼノキの実をつついていました。
一ケ月前の、あのたくさんのハゼノキの実は、どうなったのかな? と地面を見ると…。
野鳥のご馳走をこんなに沢山捨てるとは勿体ないぞ…とハゼノキに文句を言いたい位、大量の実が落ちていました。(^^;
それとも、これから野鳥が地面に落ちた実を拾って食べるのかな?


 一ケ月前(11月26日)には、色鮮やかな紅葉とたくさんの実をつけていました。


 今では、沢山の実が落ちていて、勿体ないくらい。
よく見ると、外果皮をつけたままのもの、中果皮が露出したもの、核だけのものと様々です。
ハゼノキはウルシの仲間で、かぶれやすいと聞いているので、用心しながら数個ずつ拾ってみました。

(外果皮)
直径1cm位、ちょっとジャガイモに似た色。殆どが破れて、果実から剥がれかけていました。

(中果皮)
薄い外果皮の下には、縦縞模様の中果皮があります。白い部分は高カロリーの中性脂肪で、野鳥が喜んで食べます。2時間ほどハゼノキを観察していると、シジュウカラ・メジロ・エナガがやって来て実をつついていました。
これを蒸して加熱し、天日にさらして白くしたものが木ロウで、和蝋燭、ポマード、石鹸、クレヨンなどの原料として利用されます。

(核)
つやつやした飴色の核も沢山落ちていました。
この中にタネが1個入っていますが、とても堅くて取り出せませんでした。
野鳥に食べられても、きっと消化されずに排泄されて、分布を広げるのでしょうね。(^_^)