2006/09/08 ヤマラッキョウほか




(ヤマラッキョウ 高峰高原)
 高原が草紅葉になる前に秋の花を見よう、ついでに新しい蝶も…と、1泊2日で高峰高原(長野県小諸市)へ出かけました。今年3回目の訪問です。
前回(8月25日)から10日余り経っただけですが、ニッコウキスゲの花はもう見当たらず、ヤナギラン、ハクサンフウロ、シシウドなども花盛りをすぎて、すでに実をつけはじめていました。
あれほどいたアサギマダラ、ベニヒカゲ蝶も時たま見かける程度。
花の少なくなった草原に、長いオシベを突き出したヤマラッキョウの花が目立っていました。

(ウメバチソウ 高峰高原)
遊歩道のすぐ近くに咲いている花があったので、覗き込んで撮ったものです。
楕円形の大きな花粉袋をつけた5本のオシベと、退化したオシベ(糸の先に小さな球をつけているもの。花粉を出さない)が見えます。
開花した日は、5本のオシベが内側に曲がって中央のメシベを抱いていますが、その後、オシベが1日にほぼ1本ずつ、次々に背丈が伸びて外側に倒れ花粉を出します。(写真は、右のオシベ1本が倒れている状態)
オシベが全て外側に倒れて花粉を出し終わるころ、やっとメシベが成熟して受粉の態勢に入ります。

(ハバヤマボクチの蕾 臼窪湿原)
登山道ぞいに数箇所で見かけました。
アザミのような花を咲かせますが、蕾は丸くてホワホワと白いクモ毛におおわれてます。
ハバヤマは葉場山で、山の上の草刈場、ホクチは火口で、火打石の火花を移した火種の意味とか。 この仲間は、葉の裏にクモ毛があるので集めて火種にしたそうです。

(エゾリンドウ 臼窪湿原)
いまが旬の花で、湿原ではあちこちに咲いていました。
オヤマリンドウの花が主に茎の頂に数個つくのに対して、この花は、頂だけでなく段々になって沢山咲くので簡単に区別できます。

(キベリタテハ 鹿沢高原)
会いたかった蝶! 道路ぞいに飛ぶ姿をみかけたので、近くの空き地で待つことしばし…。
期待にこたえて、チョコレート色のシックな羽根を見せてくれました。

(キベリタテハ 鹿沢高原)
気に入ってくれたのか、帽子やシャツにまつわりついて来ました。