2006/08/13 タマアジサイ



 この季節さすがに花が少なくなった赤塚植物園で、この花が目立って沢山咲いていました。
タマアジサイは盛夏に咲く花ですが、花の雰囲気は静かで日本的なので、真夏の強い陽射しには似合わない花のように思えます。
やはりアジサイらしく梅雨に濡れて咲いてほしい…と無理を言ったりして(^^;


 タマアジサイという名前は、開花前の姿がこのように球形をしていることによるそうです。
以前から、どのようにして丸い球が、あの水平に広がった花の集団になっていくのか不思議に思っていたのですが、ちょうど開きかけの球があったので観察してみました。

DSC_0108B2006-08-13
 球の中をのぞいて見ると、内部は何重にも仕切られた部屋のようでした。
その間には、小さな花がギッシリつまっています。
なるほど、これが成長しながら横に広がっていくんですね。
球の表皮(総苞)は褐色になって、やがてはがれ落ちていきます。

 周辺部にあるやや大きな白い蕾は修飾花で、たくさんあるすみれ色の小さな蕾は両性花。
中央には両性花のみが集まっています。両性花は実を結びます。
右は、満開の状態。白い装飾花とすみれ色の両性花のコントラストがきれいです。

(タマアジサイ)                     (ガクアジサイ)
 タマアジサイの葉は、縁に細かい歯があるので、花が咲いていなくても簡単に他のアジサイと見わけることができます。