2006/08/10 ヒオウギ
台風7号が通り過ぎて、真夏の陽射しとなった石神井公園でヒオウギが咲いていました。晩夏の季語とされる花ですが、オレンジ色の花弁は見るからに暑い夏を感じさせます。 この花は一日花で、次々に咲いては、その日の内に萎んでいきます。 茎の先には、花と対照的に涼しげな色をした若い果実が出来ていました。
花弁は6枚でユリに似ていますが、アヤメ科でオシベは3本しかありません。(ユリ科のオシベは6本)。花弁が赤みがかった色をしているので、緋色の扇という名がついたのかと思っていましたが、そうではないそうです。 扇型に広がって互生します。ヒオウギという名前は、この葉の形が、平安時代の婦人が使っていた檜扇(ヒノキの薄板を並べて糸でとじた扇)に似ているからだそうです。
(種子 2005.10.24)秋になると、球形の黒い種が出てきます。古くは「ぬば玉」や「うば玉」とよばれたもので、光沢があって美しく、和歌では「黒」という語の「枕ことば」とされています。 |