2006/07/08 ネジバナ



 ネジバナは芝生の中にまばらに咲いていることが多い花ですが、石神井公園に隣接する史跡公園には、この花が一面に群生している場所があります。
ラン科の植物は、ラン菌がないと発芽しない気むずかしい性質だそうですので、この場所はラン菌の多いところなのかも知れませんね。
しかし、「したたかな植物(多田多恵子著)」によると、「ネジバナをはじめとするラン類は、最初地中にいるラン菌と共同生活するが、本体が十分大きくなるとそのラン菌を食べてしまう」とか。
…とすると、この場所が来年はどうなるのか? ラン菌の安否が気遣われます(^^;;

 この場所では、チョウやハチの姿もよく見かけます。ネジバナは、自家受粉もできるそうですが、やはり昆虫に花粉を運んでもらう方が好ましいのでしょうね。

ネジバナの花は下から上へ咲きあがります。
もう茎の下に、果実が出来かかっているものもありました。

 花は、下側にカトレアのような唇弁があり、ちいさくてもラン科の特徴をそなえています。
若い果実の先には、茶色くなったずい柱(オシベとメシベが合着したもの)が見えます。

 ねじれの方向は、右まわり、左まわり、途中で逆方向に変わるものとさまざま…。
同じ場所に混在しているところを見ると、少なくとも光が射す方向とは無関係のようです(^^;

 この花はだいたい同じ方向を向いている。 葉は細長くて根元に集まってついています。