2006/06/19 ハンノキとミドリシジミ



 雨が多い天候のせいもあって、しばらく外出を怠っていましたが、今日は良い天気になったので、ハンノキから羽化するミドリシジミを探してみました。
友人がすでに先週姿を撮影しているので、どこかにいる筈!…とあちこちと探してみましたが、残念ながら出会えませんでした。
ミドリシジミは、牛乳瓶の蓋くらいの大きさの緑色の蝶で、石神井公園でも毎年この時期に発生しますが、個体数が少ないのか、なかなかお目にかかれません。


 ミドリシジミが食樹とするハンノキは湿地を好む木で、石神井公園ではクヌギとならんで多い木です。 ボート池と三宝寺池という二つの池のまわりに沢山生えていて、三宝寺池の中央には、なかば水没したハンノキの小島があります。


 このハンノキの小島には人が立ち入れないので、水鳥の良い休息場所になっていて、ときどきゴイサギがもの思いにふけっている姿を見かけたりします。

(石神井公園のミドリシジミ♂ 2005年6月21日)
 昨年6月の朝、ミドリシジミが日当たりのよい下草で緑色に輝く羽を開いていました。
この色は光に反射する構造色なので、後方から見たときは只の黒い蝶だったのが、向きをかえて斜め前方から光があたると鮮やかな緑色に輝き出して驚かされます。

(埼玉県秋ケ瀬公園のミドリシジミ♀ A型/左とB型/右)
 ♀には4タイプあって人間の血液型のように、A型(橙色紋タイプ)・B型(青色紋タイプ)・AB型(橙色紋と青色紋の両方があるタイプ)・O型(無紋タイプ)と呼ばれています。私は未だ明瞭なAB型を見たことがないので、出会いを楽しみにしています。