2006/04/07 ハウチワカエデ



 神代植物園の直ぐとなりに、「グリーンギャラリー」という別園があります。
最近まで素通りしていましたが、植物園のガイドボランティアの方から、ここにも多くの樹木や野草があることを教わって以来、本園に入る前に立ち寄っています。
今日はここで、ハウチワカエデの花に出会うことができました。
濃い紅色の花はひとつが1cm位とカエデ類の中では大きく、10個ほど集まって咲いているので、とても目だっています。
ひとつの冬芽から花芽と葉芽が同時に出てくる木なので、花と一緒に黄緑色の葉があって、美しい対照になっていました。
 ハウチワカエデは雌雄同株なので、ひとつの花のかたまりの中に、オシベとメシベがある花(両性花)とオシベだけの花(雄花)が混ざって咲いています。(一粒で2度おいしい?)

上は両性花で、翼がついているのですぐわかります。
この翼は開花したばかりでは、白い毛が生えていて初々しい感じです。真ん中がメシベ。

これが雄花です。開花したばかりで、やはり白い毛があります。

両性花が直立してピンク色の翼を出し、雄花が横向きにオシベを突き出しています。

同時に開きだした花のかたまりと葉。
葉は切れ込みが多く、この葉のかたちから羽団扇楓という名前がついたそうです。