2006/04/04 カツラ



 カツラの雌花(上)に、やっと出会うことが出来ました。
雌雄別株ですが、去年は雄花しか見れずに、気がかりになっていたものです。
カツラは仲間が少ない木で、世界でも日本と中国の2種1変種のみ。太古から生き残った種で、花粉の化石が白亜紀の地層で発見されるそうです。
長さ1〜2cmの小さな花ですが、そういえば、なにやら妖しいパワーが感じられませんか?
花弁はなく、数本の赤紫色のメシベだけの花です。


上は去年3月23日撮影の雄花ですが、こちらもオシベだけでやはり花弁はありません。
風媒花なので、昆虫寄せの花弁などは不要というわけなのでしょう。
この後オシベは成長して房になって垂れ下がります。…写真はいずれまた(^^;)

 葉は黄葉するとお菓子のような良い香りがするので人気がありますが、お香の原料にもなるため、コーノキとかオコーノキという呼ぶ所もあるようです。
この葉は花の後から出できますが、春の葉(左)は「ハート形」、夏の葉(右)は「丸形」と、季節によって2型を見ることが出来ます。楽しい木ですね。(^o^)

細長い実は、初夏には結実していますが、秋遅くまで枝に残っていました。
(左/2004.6.12)(右/2005.10.27)