2006/03/21 ショウジョウバカマ


 穏やかで春めいた日。10日ぶりの赤塚植物園では、沢山のショウジョウバカマが花を咲かせていました。
この花の名前の「猩々」は赤紫の花から、「袴」は大きくて平たい葉の形によるものだそうです。早春の小さい花々の間で、異彩を放つ花なので、ピッタリのネーミングという感じがします。
※ちなみに「猩々」という言葉を国語辞典でみると「@ オランウータンA中国の想像上の怪獣」とありました。

 この花は、先ずメシベだけを伸ばし蕾の先からのぞかせる雌性期、その後にオシベを伸ばして花火のような形に開く雄性期と2段階で花を咲かせます。今日見た限りでは、もう全て雄性期でしたが、茎は太く短くて、これから成長しようという若い花が多いようでした。

 左は、伸びたオシベが目立つ雄性期の花。マルハナバチが花粉を集めにやってきます。
右は、咲き終わった後の花、緑色にお色直しをした花弁を残します(昨年4月1日撮影)。
 この花は群生しますが、それもその筈、種子をつくるだけでなく、夏から秋にかけては地面にふれた葉の先端から芽を出し新しい小苗を作って繁殖するそうです。ぜひ見たいものです。

 この植物園の春の名物ニリンソウが、そろそろ咲きはじめていました。