スギナ トクサ科 トクサ属 花期=春
name    
life
animal
place ミモチスギナ=夏のころ、スギナの茎の先端にツクシの頭に似た穂がついているもの イヌスギナ=スギナの茎の先に胞子をつくる紫色の穂がつくもの。山地の池や沼のそばにはえる

葉 陰花植物のため花と実はない。胞子により繁殖。 光をあびてデンブンをつくる栄養体をスギナ、胞子をつくる胞子体をツクシという(多田)。生えている場所に養分が多いとスギナばかりになり、少ないとツクシになる(永田)
亀の甲羅のような6角形のもの(胞子葉)の下側に胞子袋(子嚢)がある。 胞子は、球形で4枚の大きなつばさ(弾子)をひろげて空中に浮き遠くまで飛ぶ。 弾子がひらくのは、かわいたとき(湿っている時は胞子の周りに巻きついている)
胞子は緑色で同形だが、雌と雄の区別あり。 雄の胞子から出来た原葉体の精子が雌の胞子から出来た原葉体の卵細胞に入り受精する。
ツクシとスギナのハカマは葉の変化したもの。 枝の節にも、小さなささくれがある。葉脈1本でごく小さいがこれも葉(多田)

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