カラムシ イラクサ科 カラムシ属 花期=夏
name 茎蒸の意味で、皮のある茎(カラ)を蒸して皮から繊維をとることによります。別名マオは真麻で真正の麻という意味。
life 長くて強い繊維から織物をつくります。
animal
place 多年草。葉の裏に綿毛がなく、青いものをアオカラムシ、別名クサマオとよびます。

花 雄雌同株。7〜9月、雄花序を茎の下部につき、雌化序を茎の上部につけます。雄花(写真)は黄白色です。雌花は淡い緑色で球状に集まり、その集団が穂状についています。

葉 互生。長さ15cm位の広卵形、先は尾状にとがり、ふちに大きな鋸歯があります。表面はざらつき、裏面は白い毛が密生しています。

実 小さな楕円形で毛があり、集まって小球状になります。

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