ホトトギス ユリ科  ホトトギス属 花期=夏
name 花被片の斑点を鳥のホトトギスの胸にある斑点になぞらえてついた名(牧野新日本植物図鑑)
life
animal
place 山地の湿地に生える多年草。類似種のヤマホトトギスの花被片は反り返る。ヤマジノホトトギスの花被片は平開する。タイワンホトトギスの外花被片には基部に球状のふくらみが2個ある。

花 8〜9月、葉腋に2〜3花づつの花序を出す。花被は、基部から次第に斜めに開き、内側に紅紫色の斑点が多数ある。花柱分岐は3本でその先がさらに2岐する。(牧野)花被片は6枚で、外花被片は内花被片より幅が広い。外花被片の基部に球状のふくらみが1個ある。

葉 2列に互生。長楕円形で先はとがり、基部は茎を抱く。葉に毛が多く、茎の毛は上向きにはえる。

実 さく果。3稜ある円柱形。3室にわかれ、中には扁平が円形の種子が多数ある。

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