ツクバネガシ ブナ科 コナラ属 花期=春
name 衝羽根樫で、枝先に葉が並ぶようすが羽根つきの羽根(衝羽根)に似ていることからつけられました。
life 木目が美しいので器具材や床柱に、シイタケの原木などに使われます。
animal
place 日本特産種。オオツクバネガシはツクバネガシとアカガシの雑種です。

花 雄雌同株(お花とめ花が同じ株に咲く)。5月頃、雄花序は新枝の下部から6〜7cm垂れ下がり、花序の軸には白い軟毛が密生します。雌花序は新枝の上部の葉のつけ根から直立に出て雌花が3〜4個つきます。

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葉 互生。長さ5〜12cmの広い披針形(両端がとがる形)。先端は尾のようにとがります。アカガシと似ていますが、葉柄が1cm位と短く葉の先端部にはかすかに鋸歯(ギザギザ)がある点で区別できます。

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実 堅果(果皮が乾燥してかたく切れ込みがない果実)。長さ1.5cmの卵形。翌年の秋に成熟します。穀斗は褐色の毛におおわれています。

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