土佐（高知県）に特産することから

江戸時代から鑑賞用に栽培。自生地はきわめて限られる。

花３〜４月、葉が出る前に花を７〜１０個つけた花穂が垂れ下がる。オシベの先の葯（やく、花粉袋）は暗赤色（ヒュウガミズキは黄色）。

葉　互生。卵円〜倒卵形　長さ５〜１１ｃｍ。ふちには波状の歯があり、葉の縁はやや裏側にそりかえる。葉脈は３行脈 第二側脈の支脈がめだつ。側脈は平行

実　サク果。直径１ｃｍ位の球形。先端に２個の花柱が角状に残る。熟すと２つに割れて、黒色の種子を２個出す。

冬芽：鱗芽　葉痕：三角形〜半円形　維管束痕：３個
冬芽はピンク色で先端がとがり中ほどが大きく膨らみます。

（トサミズキ）