センダン センダン科 センダン属 花期=春
name 古名オウチ
life 花や葉を殺虫剤として利用。果実や樹皮は苦く、駆虫剤に。生の果肉はひびやしもやけに効くという。材は家具や下駄などに。有用樹である。
animal
place 「センダンは双葉よりかんばし」のセンダンはビャクダンのこと。本種には芳香はない(樹に咲く花)
SANY0003A2004-05-22

花 5〜6月、本年枝の基部の葉わきから、花序をだし淡紫色の花を多数つける。花弁は5個、紫色の花糸が合着したオシベ筒の先端は細かく切れ込み、内側に黄色のヤクがつく。メシベは1個、オシベ筒より短い。(樹に咲く花)

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葉 互生。2〜3回の奇数羽状複葉小葉は、長さ3〜5cm、鈍い鋸歯があり、葉先はとがる。葉の軸は緑色。

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実 核果。10〜12月に黄褐色に熟す。長さ1.5cm位の楕円形。核は楕円形、縦に溝がありミカンの袋が集まっているように見える。それぞれの袋には細長い種子がある。果実は葉が落ちたあとも長く枝先に残っている。(樹に咲く花)

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冬芽:鱗芽 葉痕:T字形 維管束痕:3個
冬芽は平たい球形です。葉痕はヒツジの顔のよう

(センダン)

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