ナンテン メギ科 ナンテン属 花期=春
name
life まっすぐに伸びた茎で箸や杖をつくり、箸は「諸毒を消す」、杖は「長寿を保つ}といわれる。百年以上の巨大なものを輪切りにして作った枕は「邯鄲の枕」と呼ばれ中国で珍重される(牧野)
animal 丈夫な木で病気にかからず、虫も寄り付かないため、なにか特別な成分を持っていると思われる(牧野)
place 樹皮には知覚抹消を麻痺させる成分が含まれている(樹に咲く花)
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花 5〜6月、枝先に大型の円錐花序を出し、直径6〜7mmの白い小さな花を多数つける。もっとも内側の花弁状の6個が開くときに、外側の花被は一度に落ちてしまう。(樹に咲く花)

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葉 互生。大形(3回)の羽状複葉、これで1枚かと疑うほど大きく幅60cmほどになる。小葉は革質、先は鋭くとがり、ふちは全縁。葉の一部が傷つくとそこから先だけが落ちる。(葉っぱ博物館)冬に紅葉する

実 液果。直径6〜7mmの球形。10〜11月に赤く熟す。種子は直径5〜6mmのほぼ球形。

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