ナンキンハゼ トウダイグサ科 シラキ属 花期=夏
name
life 中国原産。江戸時代にやってきて、ハゼノキ(ウルシ科)のように実から油をとるために栽培されました。。
animal
place

花 7月。枝先に長さ6〜18cmの総状花序(柄のある花が多数、長い花軸に離れてついている。花軸の下の方から上に咲く)を出し、黄色の小さな花を多数つけます。雄花と雌花があり、花穂の上にたくさんの雄花が、下に雌花が数個つきますが、雌花は地味で目立ちません。

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葉 互生。全縁(ギザギザがない)。先が急に細くなってスペード形のような三角形をしています。 秋には、黄色・オレンジ・紅色・ブドウ色などが混じって美しく紅葉します。

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実 サク果(複数の葉が筒状に巻いてメシベをつくる多心皮で、2室以上ある子房が成熟して果実となったもの。熟すと果皮が乾いて縦に裂け種子を出す)。ふくらんだ3角形でみぞが3つあり、若い内は緑色です。10〜11月に褐色に熟して裂け、3個の種子を出します。種子は球形で黒色ですが、ロウをかぶっていて白くなっています。冬になっても多くは果実の中軸についたまま残っています。

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