モミジバフウ マンサク科 フウ属 花期=春
name 別名アメリカフウは、北米〜中米原産のため。日本には大正時代に渡来しました。  
life
animal
place

花 雌雄同株。4月ころ、葉が出るのと同時に開花します。雄花と雌花はそれぞれ別々に頭状花序(花軸が短く横に広がり、円盤のような形で、その上に柄のない花がつく。ヒマワリ、タンポポなど)をつくります。雄花序は総状(柄のある花が多数、長い花軸に離れてつく)に集まってつき、雌花序は長い柄の先に1個が垂れ下がります。

DSC_0165A2003-12-04

葉 互生。(イロハモミジなどカエデの仲間は対生)長さ14〜22cmで掌状に5つに裂けます。晩秋には、黄色・オレンジ・赤・赤紫などがまじって美しく紅葉します。

DSC_0041A2004-01-07

実 さく果(複数の葉が筒状に巻いてメシベをつくっている多心皮で2室以上ある子房が成熟して果実となったもの。熟すと果皮が乾いて縦に裂け、種子をとばす。)が多数集まった集合果。直径4cm位の球形。スズカケノキに似ていますが、堅くてトゲだらけ。茶色に熟すとトゲの間で沢山の窓が開き枝がゆれるたびに小さなタネをこぼします。この種には翼があります。

DSC_0222A2006-02-20

冬芽:鱗芽 芽鱗:6〜7枚 葉痕:半円形 維管束痕:3個
冬芽は卵形で芽鱗は赤褐色で光沢があり、葉痕は隆起します。



(モミジバフウ)

戻る