ミズナラ ブナ科 コナラ属 花期=春
name 名前は、材に水分が多くよく燃えなかったことからつけられたものです。別名オオナラ。
life 木目が美しいので高級家具材に、火力の強い炭ができるため薪炭材に使われます。
animal クマなどの野生動物が食料にします。タマバチが虫えいをつくることがありナラリンゴと呼ばれます。
place ミヤマナラは日本海側の多雪地に生え、地面をはうように伸びる低木です。

花 雄雌同株(お花とめ花が同じ株に咲く)。5〜6月頃、葉が出るのと同時に開花します。雄花序は新枝の下部から数個垂れ下がります。雌花序は新枝の上部の葉のつけ根から出て雌花が1〜3個つきます。

葉 互生。長さ7〜15cmの逆さ卵形で洋紙質です。先端はとがり、ふちには粗い鋸歯(ギザギザ)があります。葉柄が非常に短いのが特徴です。果実を落としてから落葉します。

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実 堅果(果皮が乾燥してかたく切れ込みがない果実)。長さ2〜3cmの細長い楕円形。その年の秋に成熟します。下部はうろこ状の穀斗におおわれます。

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冬芽:鱗芽 芽鱗:25〜35枚 葉痕:半円形 維管束痕:多数
冬芽は枝先に数個集まり、コナラに似ています。

(ミズナラ)

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