クズ マメ科 クズ属 花期=秋
name
life 根は肥大して薬用となり、またクズ粉をつくる。葉は牛馬の飼料となる。(牧野新日本植物図鑑)
animal 縁をフィヨルド海岸のようにかじるのは、青緑色の小さな甲虫、コフキゾウムシ。触ると足を縮め、コロコロと落ちて擬死をする。(葉っぱ博物館)
place 秋の七草のひとつ。

花 秋に葉わきから15〜18cmの総状花序を立て、紫赤色の蝶形花を密集してつけ、下方のものから順に開花する。(牧野新日本植物図鑑)甘い香りがする。

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葉 互生。3小葉からなる。葉枕(ようちん、小葉の基部にあるふくれた部分)の細胞が膨れたりしぼんだりして葉の角度を自在に変える葉の角度は1日のうちで変化する(朝は平らに開き、晴れた日盛りは上向きに立ち上がり、夜は下向きに垂れ下がる)。夜は、葉を垂らして放射冷却を防いで暖かく眠り、昼は葉を立てて強すぎる光を調節する。(葉っぱ博物館)

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実 豆果。長さ5〜10cmの線形。褐色のあらい開出毛でおおわれる。(牧野新日本植物図鑑)

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葉痕:三角形〜ハート形 維管束痕:3個


(クズ)

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