クリ ブナ科 クリ属 花期=初夏
name 栽培されるものはタンバグリ。野生のものはシバグリと呼ばれ、大きさはピンポン玉位です
life 実は重要な山の幸。材は耐久性があり鉄道の枕木として多用されました。葉はタンニンを含み煎じたものかぶれなどの薬に使われます。
animal クリタマバチが枝によく虫コブをつくっています。
place
SANY0006A2004-05-22

花 雌雄同株。6月、新枝の葉のわきから長さ15cm位の尾状花序をやや上向きに出します。花序につく花は殆どが雄花で、基部に雌花がつきます。雌花は緑色の若い球形のイガの中に3個づつ入っており、針状の花柱が目立ちます。

Dsc_0150A2003-11-27

葉 互生。クヌギに似た細長い楕円形ですが、鋸歯の先は針状で先っぽまで緑色(クヌギの先端は糸状)です。 裏は淡い緑色(クヌギは緑色)、側脈は16〜23対(クヌギは16対どまり)です。

DSC_0031A2005-10-12

実 堅果。1年型。殻斗(イガ)が4つに割れ、3つのドングリが現れます。真中の中栗が実のないシイナになることもあります。

DSC_0065A2006-01-15

冬芽:鱗芽 葉痕:半円形 維管束痕:多数
冬芽はやや扁平でクリの実と形が似ています。

(クリ)

戻る