クマシデ カバノキ科 クマシデ属 花期=春
name 樹のようすがたくましいから。別名イシシデ・カタシデは材が堅いから(牧野)
life 炭の材料に適する
animal 材の中心部に穴があき、アリの巣になっていることが多い。
place

花 雌雄同株。4月、葉が出るのと同時に咲く。雄花序は前年枝から垂れ下がる。雌花序は本年枝の先端か短枝のわきから垂れ下がる。

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葉 互生。先端はとがり、ふちには重鋸歯。側脈はキレイにならんで約20対。

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実 堅果。10月ごろ熟す。果穂は長さ5〜10cmと大きい。 秋には1片づつ種を抱いてひらひらと舞い降りる。果ホウが大きいので果穂はふっくらし、小さな籠のよう。風で飛ばされ、しだいにやせるが春まで枝に残ることが多い(ドングリと松ぼっくり)

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冬芽:鱗芽 芽鱗:7〜8対 葉痕:円形 維管束痕:多数
冬芽は紡錘形で無毛、葉痕は隆起し、維管束痕は微小です。



(クマシデ)

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