クチナシ アカネ科 クチナシ属 花期=初夏
name 名前は、実が熟しても裂けないためと言われます。
life 花は香料にします。実は黄色の染料になり、無毒なのでキントンなどの着色用に用いられます。
animal オオスカシバ蛾の食草
place 八重咲き種(ヤエクチナシ)や中国原産のコクチナシもあります。
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花 6〜7月、枝先に芳香のある白い花を1つずつ咲かせます。花冠(花の花弁の全部)は5〜7枚に裂けます。花柱(めしべの先端部と子房との間の円柱状の部分)は棍棒のような形です。

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葉 対生 長楕円形で、先はとがり、表面につやがあります。鋸歯(ギザギザ)はなく。革質で両面とも無毛です。

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実 肉質の液果(中身に液をたくさん含む果実)。長さ2〜3cmの楕円形で先端にガク片(花冠の外側にある部分)が残り、11〜12月に橙色に熟します。種子は多数で、長さ約4mmの扁平な卵形です。

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冬芽:裸芽? 葉痕:半円形 維管束痕:3個?
冬芽は披針形で筒状の托葉に包まれます。

(クチナシ)

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